- Akiko Momose
オールドソウルは「本当の自分」に戻ってそれを生きること
それがオールドソウルが生きている意味です。「自分は何者であるか」という部分を明らかにして、それを生きる必要があります。
「自分は何者であるか」とは、「自分はどんな人間か」をよく知るということ。
自分は何が好きで何が嫌いか
自分は何はしたくて何はしたくないのか
自分のこだわり(これだけは譲れないもの)は何か
自分が大切にしている価値観は何か
自分はどんな時にホッと感じるのか
自分は何をしている時が一番楽しいか
こうしたところをよく精査して、その部分に正直に生きていくこと。それが「個性化」のプロセスです。「自分はこういう人です」と、自分の価値感や好き嫌いを表現し、それを貫いて生きて行く。それが「個性化」です。
そのためには、何年も時間をかけて自分を知っていく作業や癒しの作業を行う必要があります。ある日突然「自分らしく生きる」と決めて、それが出来るほど生易しいものではありません。「他者から嫌われたくない」という恐れを乗り越え、ありのままの自分を受け入れて、健全な自己肯定感を育んで行かなくてはならないのです。
通常はその作業に10年くらいを要します。
私は目下その作業のど真ん中を通過中のオールドソウルです。
自分が今まで自分だと思っていた人は、本当の自分ではありません。
それは幼少期に作り出された潜在意識のプログラミングだったり、処世術だったり、生存戦略だったり、はたまたトラウマの反動だったりします。「本当はそうしたくないんだけれども、ついそうしてしまう」という類のものは、本当の自分ではあり得ないのです。
そうした「不純物」を取り除く作業行って、それを進めた上で、「本当の自分とは一体何者か」の部分を明らかにしていく。そして、遠慮なく、恐れなく、それを表現していく。そのための表現方法を磨いていく。
みんな横並びで同じであることに安心感を感じ、みんな同じでなくてはならないという価値観が強い日本において、オールドソウルは生きづらさを感じがちです。でも、オールドソウルは、みんなと同じであってはならないし、同じにはなれない。
他の誰とも違う自分だけの個性を開いて、それを生きること。
今まで、明らかにオールドソウルではない方たちがセッションへいらして、「個性を生きたい」と仰いました。でも、彼らはまだその準備が出来ていない。今はまだ、個性化には取り組む必要のない人たちなのです。そういう方は、当サイトの対象者ではない。
個性化に取り組むオールドソウルは、孤独なプロセスを経なくてはならない。そのプロセスのサポートをするのが、私の仕事です。
© 当サイトおよびブログ記事・画像・ロゴ・商標の無断転載・記載を禁じます。著作権は百瀬章子が所有しています。