ハッキリと言った方がよいときとそうでないとき

人間関係においては、ハッキリとものを言った方がいいときと、そうでないときがあります。


ハッキリとものを言った方がいいとき


こちらの都合や気持ちを配慮せず、自分の都合だけを押し通してくる「押しの強い人」に対しては、ストレートにハッキリとものを言った方がいい。


相手はこちらが「迷惑だ」と思っていることに気づいていませんから、一度キチっと知らせる必要があるのです。曖昧で遠まわしな表現は通用しません。


中にはインナーチャイルドがしっかりと癒えていなくて、迷惑だとわかっていてもやらずにはいられない人たちもいます。ですが、そうした人たちの機能不全の行動をこちらが受け取る義務はありません。そうしたケースでも、明確に意思表示しなくてはなりません。


それから、面と向かって話をする関係よりも、オンライン上ではさらに多くの言葉を要すると、私は感じています。


通常であれば、そこまで説明しなくても済むようなことでも、いちいちかみ砕いて説明しないと伝わらない。それがオンライン上のコミュニケーションの特徴だと思う。


ハッキリとものを言わない方がいいとき

逆に、ハッキリとものを言わない方がいい時もあります。


私の知っているケースに、男性からのプロポーズをハッキリとキッパリ断ったという女性がいましたが、これはハッキリとものを言わない方がいいケースの典型と言えるでしょう。


仮にプロポーズをお受けできないとしても、相手の男性に恥をかかせないよう配慮して、思いやりを持って対応するのが「デリカシー」というものだと思います。


男性はプライドの生き物ですから、プロポーズをけんもほろろに断られれば、立つ瀬がありません。女性を逆恨みするケースもありますが、女性側が反省する必要があるでしょう。男性に恥をかかせないよう配慮出来るだけの思慮深さが欲しいところです。


配慮

結局、ハッキリと言った方がいいときも、言わない方がいいときも、キーワードは「配慮」なのです。


配慮とは、「気遣い」のことではなく、「思いやりを配る」ことを指すのです。「相手や自分を大切に思う気持ち」のこと。


相手がこちらを配慮しない(大切にしない)ときにはハッキリとストレートに「迷惑です」と言う、こちらから何かを断らざるを得ない際には、相手を「配慮」する(大切にする)だけのデリカシーを持つ。


時・場合・相手によって、対応は変わるということ。その都度、その都度、思慮して対応する必要があるということです。


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