表面的なことではなく本質を理解する

私は、セッションをお申込み頂ける方の条件として、テストのスコアや年齢制限を設けています。


中にはこうした条件や制限を見てがっかりされたり、反応したりされる方がいらっしゃいますが、それはその方が「表面的」な部分しか見ておらず、「本質」を理解されていないからなのです。


テストのスコアや年齢制限は、本質を判断するための表面的な指標に過ぎません。


例えば、アメリカの大学では留学生の入学条件に必ず TOEFL のスコア制限を設けています。オーストラリアの移民条件も IELTS のスコア制限を設けています。


その理由は、一定レベルの英語力を有している人でなければ、アメリカの大学で行われる講義内容を理解できなかったり、英文のレポートを作成できなかったり、移民後にオーストラリアで働いたり日常生活を送ったりするのが困難であるだろうと予測されるからです。


あらゆる問題を未然に防ぐために、このような条件を設け、双方の相性を見極めようとしているわけです。もしもこうした制限や指標を何も設けずに門戸を開いていれば、適正が無い人たちが大挙して押し寄せ、解決しなくてはならない問題が山積みになってしまうことでしょう。それは「双方にとって無益であり有害である」という判断なのです。


私が設けているテストのスコアや年齢制限も同様です。


例えば、私が「東大受験専門予備校」を運営しているときに、小学4年生がやってきて「入学したい」と頼まれても、授業についてこられるだけの基礎的な学力と理解力があることを証明できなければ、入学を許可することはできません。どれだけお金を払うと言われても、これは変えられないのです。


「東大に合格したい」という気持ちはわかりますが、だからと言ってすべての人にその適正があるわけではない。厳しいことかもしれませんが、それが現実なのです。


私は私で、適正がある方なのかどうかを見極める指標として、テストのスコアや年齢制限を設けているのです。


魂年齢が若いヤングソウルの方には、私が伝えたいと思っている真意が真っすぐに伝わりません。彼らは内容を曲解して受け取ってしまったり、ズレた解釈をしたりしてしまうのです。どうしても表面的な言葉面の理解に留まってしまい、コンテンツが含む深い内容までは汲み取れない。


それが意識レベルの差ということなのです。


人間を優劣で測りたいとか、差別したいとか、誰の方がより進んでいて誰は遅れていると言いたい訳ではないのです。


そうではなくて、オールドソウルとヤングソウルでは、そもそも今回の人生で取り組んでいる課題が違うと言いたいのです。それは、小学3年生が「今」取り組むべき内容と、大学3年生が取り組むべき課題が必然的に違うのと、本質的になんら変わらないのです。


小学3年生が大学生向けの教科書や参考書を読んでもすべてを正しく理解できる訳ではないでしょう。大学生がキャンパスで話している内容(恋愛やセックスを含む)は、小学3年生にとって適切とは言えないことがあるでしょう。


それと同様に、ヤングソウルがオールドソウル向けのサイトを読んだりやサービスを利用することも、必ずしも益になるとは限らないと私は考えるのです。


魂年齢が若くて「薄っぺらい生き方しかできなくて」と仰る方が、今回の人生で数年間ブログを読んだり何かに取り組んだくらいで、「深味のある人格」に変わったりはしないのです。


全ての人が一様に同じ発達段階にあるわけではありません。それは歴然たる事実です。その事実をありのままに受け止め、現実的な取り組みができることが大切だと考えています。


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