「足るを知る」とは

私は以前から、「足るを知る」とは、「自分の不満をしっかりと認め、どうしたらそれを解消し、真に満たせるようになるかを知ること」という意味であると発信し続けています。

3D意識では、「足るを知る」とは、「本当は満足していないけれど、与えられた現状で満足して感謝することを覚えなさい」というニュアンスで使われているように思います。

これは、間違いとまでは言わないまでも、正確な意味ではないと私は考えているのです。

私自身の経験から言うと、蓋をしてなかったことにしている「不満」は、必ず歪んだ形で噴出してきます。必ずです。自分は無意識でも、意図しないところで帳尻を合わせようとして出て来ずにはいられないのです。

例えば、結婚生活やパートナーシップに不満があるのに、それをまっすぐに認めようとしない人は、必ず浮気や不倫に逃げます。


参考記事:都合の悪い真実と向き合うこと


そうでなければ、子供に対して過干渉になったり支配的になったり、虐待したりします。虐待とは何も身体的な暴力のことだけを指すのではなく、ニグレクトしたり、子供を半人前に扱ったり、子供の意志や気持ちを尊重しないことすべてを指します。こうしたことすべてが「逃げ」なのです。


「逃げ」は何の解決にもなりません。自分も他者も苦しみに巻き込むだけです。本当の意味で幸せになりたいのであれば、騙し騙し生きることを止め、本当の自分とまっすぐに向き合う必要があるのです。

不満があればそれと向き合い、根本的に不満を解消して、真に自分が満たされる状況になったときに、問題は消えます。

ちゃんと自分と対話を重ね、自分を満足させてあげられるようになることが「足るを知る」の本当の意味であると、私は考えているのです。

真剣にそれに取り組み始めると、人生が変わることに気づくでしょう。今までのレベルでは、もう満足できない自分に気づくでしょう。本来人生とは、もっと自由でもっと満ち足りたものだからです。

自分を偽らず、自分に正直に生きることは、簡単なことではありません。自分を我慢させて、相手に合わせたいという欲求はとても強いからです。私たち人間が抱える承認欲求とはそれほど強いものなのです。

それを認めた上で、それでも自分を貫いて生きるという肚が括れる人だけが、個性化の道を進んでいくことが出来ます。


個性化の E-Book が出来ました。今後、E-Book化したブログ記事は、徐々に公開を取り下げて行きます。E-Book は元記事に加筆・編集を加えています。


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