• Akiko Momose

眞子さま「お気持ち」に私が感じたこと

私は普段テレビも新聞も見ないので、世間的なニュースにはそれほど詳しくありません。数日前にチラッとネット上で見かけた秋篠宮妃殿下の「お気持ち」を示された文章が目に留まりました。 詳しい経緯は存じ上げないのですが、ご結婚の意志を発表された後に、お相手の家族やお金に関するスキャンダルが表沙汰となり、結婚が延期されている。その間当事者の二人は、遠距離ながらも連絡を取り続けている、と理解しています。 そんな中、ご自身のお言葉で表明されたお「気持ち」に、凛とした一本通った筋を感じた私は、イギリス王室のダイアナ元妃を思い出しました。 ダイアナ元妃も「ロイヤル・ファミリー」という異質な世界に生きて存在感を発揮した女性でした。逆境に屈して犠牲者に甘んじることなく、自らの意志を堂々と表明し、「少女」から「大人の女性」へと見事な脱皮と成長を果した方でした。 眞子さまの文章を読んで、私はダイアナ妃を見る感慨に似たものを感じたのです。


今の英国ロイヤル・ファミリーの中では、ヘンリー王子とメーガン妃がもっぱらの話題ですが、旧態依然とした古いシステムを壊す役回りの人たちは、存在感を発揮します。ウィリアム王子とキャサリン妃のように、伝統を重んじて「良きロールモデル」である人たちは、存在感が薄い。 日本の眞子様とお相手は、私たち日本人と皇室の在り方について、多くの示唆を投げかけている「壊す役回り」の方であると感じています。


お二人のご結婚に関し、「幸せになれない」と危ぶむ声が多いです。ご本人の幸せを願えばこその心配ではありますが、老婆心というものでしょう。 私たちは誰しも、自分の人生の選択と決断を自分の意志で行いその結果に対する責任を100%自分が引き受けることによってのみ、人間として成長していきます。 自分で「この人と結婚する」と決めたらその通りに実行し、その結果はすべて自分が引き受けるのです。間違った選択や失敗をしない人などは一人もいません。むしろ、間違った選択や失敗を重ねる中から学び成長しながら、人間としての成熟度と円熟さを増していくものです。 それが生きるということ。


中には「公費を使うのだから」という声が必ず聞かれますが、「公費を使うのだから、国民が納得できる結婚をしろ」という論法そのものが、筋違いだと私は思います。そもそも「納得してもらわないと結婚できない」という思い込みを手放すことが必要だと思うのです。 お相手の方が「適切かどうか」はまったく問題ではないのです。次元が違う問題だからです。たとえ相手がどんな人であろうとも、「眞子さまがご自身で選んで決めた」ことが最も重要なのであり、「間違いだったかどうか」は、後になってご本人のみが知ることなのです。 今回眞子さまの「お言葉」を拝読し、芯のある素敵な女性だと思いました。将来が楽しみです。 © 当サイトおよびブログ記事・画像・ロゴ・商標の無断転載・記載を禁じます。著作権は百瀬章子が所有しています。

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