• Akiko Momose

最近の世界に見る希望の光

最近の世界の動きを見ている、ちらほらと希望の光を感じられるようになりました。


2020年に広がったパンデミックをきっかけとして、世界は今大きく変わろうとしています。


私が希望の光を見ているのは、EUを中心とするヨーロッパです。


キーワードは「自律」


長きに渡って実質アメリカに依存してきたEUですが、最近のアメリカ国内の情勢から「自律」することを余儀なくされ、具体的にアメリカから離れて一人立ちする道を模索しています。


これは大変良い兆候だと私は思っています。


「自律(自立)」とは、必ずしも「一人だけで生きていく」という意味ではありません。


そうではなく、「特定の相手がいないと生きていけない」という状態に陥らないことを指す言葉です。困ったときや危機に陥ったときには助け合いは必須です。けれども、アメリカに守ってもらわないと存続できない、中国のご機嫌を取っておかないと立ちいかないという状況を作らないことを指すのです。


同様のことは日本にも言えるのですが、残念ながら、今のところアメリカから離れて自律しようという流れは見受けられません。


たびたび言及していることではありますが、日本は極度に変化を恐れる文化で、一つのことを変えるのにも、長い時間と多大な労力を要します。遅々として進まない改革、未だに女性の「パート」というポジションがまかり通っているような現状、歯止めがかからない少子化など、問題は山積みですが、こうしたことは20年前から一向に進捗が見られないのです。


それは必ずしも政治家の責任とは言い切れず、日本人の集合意識の中に深く根差している変化への抵抗の現れだと感じています。私たち一人ひとりが変化する意思を持たなければ、変わらないのです。


私がEUに見出している光の大きな一つは、ドイツのメルケル氏です。この人の意識レベルの高さは凄まじいものがあります。まさしく水瓶座の時代に相応しいリーダーと見ています。


今のEUはドイツとフランスを中心として、「新しい、より良い世界の建設」へ向けて具体的な対策を打ち出して取り組み始めています。パンデミックで浮彫になった、もはや機能していない古いシステムの解体を始め、今まで潜在的問題としてあった数々の問題を直視し、具体的対策を持って改善の方向へと舵を取り始めたのです。


クリーンエネルギーの開発、脱原発、気候問題に関する率先した取り組み、格差の是正、差別や貧困に関する問題の解決など。


こうした問題を一つひとつ見据えて取り組むことにより、30年後にはよりよい世界と社会が実現しているようにというビジョンを掲げ、そちらに希望を見出すように指導し始めている


素晴らしいことだと思います。


一方我が日本はどういう状況かと言えば、未だに政治家が「経済成長」とか「景気改善」と言った非現実的な用語を使って「古い時代の幻影の焼き直し」をしているし、この先この国がどんなビジョンに向かってどんな政策を取っていくのかということを、まるで打ち出していません。


現状維持などはもうとっくの昔に無理なのに、その事実をさえ直視できない人が多いのです。


一人ひとりのレベルでできることと言えば、しっかりと自分自身と向き合い、「自分は今の人生をどう生きたいのか」を問い続けることだと思います。「今の現状でどう生きたら良いのか」ではなく、無限の可能性の中で、「自分はどう生きるのか」を自分が決めるのです。それが決まらなければ、方向付けのしようがないからです。


今まで何度も書いてきたことではありますが、私は自分の生きたい生き方をするつもりです。世間や社会に枠組みに嵌められた生き方ではなく、自分の正直な気持ちにしたがい、本音に従って生きる生き方です。


社交辞令や世辞やシガラミを必要としない、もっと風通しの良い生き方、軽やかな生き方です。


今すぐにそれが実現できなかったとしても、何年かかってでも、そういう生き方を実現したいと思い、そちらの方向へ向けて確実に進んでいます。


自分だけのビジョンを持つこと。そしてそちらの方向へ向かっていくこと。今の時代に必要なことはそれだけです。


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